伝統と革新。陰と陽なトコロも。ミライの先が先人の知恵の中に
日本橋三越にて開催のJAPAN CREATION WEEK 百年物語。〜美しい道具を新潟から〜へ。
新潟つばめを中心とした地場産業が集まって百年物語をつくっている。若い世代も多い。
そして CIやパッケージデザインもいい感になっている。
欲を言えば、もう少し NIPPONであっても とは思うが、確実にあらたが生まれ出している。
玉川堂7代目も本日いらっしゃり 接客。数々ならぶ道具を 手にとりながら。しっくりとくる肌合い。
合うものを探していく。長年、つかわれてきた杯、を なじむ。色合いも 深く かがやきを放つ。
手にとりながめわがままをいい 10年の時を譲っていただく。玉川堂にとっての宝物。
ゆっくりと向き合い これから大事に育てていかねばと 責任重大。
必然を組み合わせ シンプルに生まれるカタチは、合理な極美。しばし技術その工夫と自在について聞く。
やはりセンス、カラダの中に生まれ出す生をどういうふきこむかなのだ。
いくつもの出展の中で 秀之の剪定ばさみが目に入る。美しくにぎりやすくつかいやすい。
もち手に木を埋め込み その感触もいい。留め具あたりにもう一工夫 気合いを入れればもうパーフェクト。
この感触に、花木の手入れのハサミが いい具合のものがなかったので いい出会いSUWADAの爪切り これは見事。
美しいだけでない。削り磨かれ 約100の行程を経たステンレスの磨かれた爪切りはもう絶品。
メッキでもなく、一般の鏡面みがきでもなく、吸い込まれていく 透明な光。みずみずしい。
サッとしなやかに切れるというより 流れていくかのようだ。いいねえ。しばし、代表と話す。
その100の行程を聞くほどに これぞ日本でしかできないコト。
そして デザインが チョット入るだけで また 立ち姿も変わる。もっと遊びを入れるコトもユニーク。
じっくり、今一度 工房を訪れ 一品アイデアを持ち込んでみるかと。
ゆっくりしていきたいところだが あっという間にミーティングタイム。慌てて出社。
いくつかのクリエーティブサーフィン 最終チェックと。
夜は、楽亭へ。伝統的な天ぷら、店構えもいい。
カウンターごしの景色も絶景 壁にただ一輪の備前の花入れに 椿の花。
香りのいい中 こころよく響く音色。一品一品揚げる前に仕事を。
えびの天ぷら こんなに無垢でさわやかなあま味と やわらかくとけていく衣。極味。
春の苦みふきのとう もう言うことなし。あつあつの中から生命の恵みとほほえみ。
たけのこは バターにつつまれたように 甘くミルキーにまろやかに。
器もいい、九谷と伊万里と すばらしきセンスの襲、勉強になる。それ以上に 極楽。
きすは とろける ほくほく ほろほろ 極々ウマ。キーイン 背すじがのびていく。
次へのプロジェクトのネタの宝庫。ここは ホスピタリティ。美意識の天使があちこちで ほほえんでいる。
あなごもやさしく それでいて 口にふくめば とろけると同時に 語り出す深き無垢な味わい
貝柱のかき揚げ、茶漬けにして 五感で味わうこの上なく。
いい手つきでつくる 一品一品うごめく道具も一体化している。
あつい番茶に 泳ぎ出す貝柱、さくさくとこく深く、いやーうまい 極旨。味わうこの上なく意にも。

<今日のホスピタリティ vol.639>
人が、生きることで知るべき源、美学探究に勝るものなし。


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おもてなしの美。宴のしつらい。サントリー美術館へ。
暮らしの中で人を招く時、行事の中で1つの儀式を執り行う時、それらを取り巻く環境にこそ美の感。
センスが1つのあらたを生み出す。そこにも次へのヒントや出会い。また意欲が溢れ出していく。
“季節のおもてなしとしつらい” 江戸時代雛人形。
その時代の技が見えないところにあるディテールにまで、着物の織りの繊細さ、カタくずれ1つない。
それどころか凛として威厳のオーラ。数々の道具がいい。
今は難しい金物が特に全体を引き締めその存在を一段と大きなものへ。
朱漆塗絵替膳、飯器と拍子、朱の漆に生える花々。その伸びゆく姿。
四季の風物はこの膳に器をどのように食を盛りつけていくか、わくわくさせる。
それにしてもこの感こそが、客人も亭主も感する、一瞬間。
そして一期一会の始まり。御所車桜蒔絵提重。めくる、めく景色がある。
モダンと気品の中に遊びを満載。そして最上級の仕上げ。朱漆塗隅切折敷、目に飛び込む。
めでたき色彩の奥行き。シンプルが故に景色が、太陽の恵みを味わうかの如し、石畳菊桐紋蒔絵懸盤。
このフォルムにみる姿は、機能と風格と見事なまでの曲線と直線のハーモニー。
色絵粟鶉文八角台皿のカタの緊張感、何とも鋭く美しい。絵付けはどこか伊万里、丸谷の源流となる一品。
瀬戸黒茶碗は、ゆるやかに動くゆるぎ、ゆがみ流れが絶品。
透き通る漆黒の奥行きも魅了される。伊賀の耳付花入、荒々しくひずみ厳しく、激しく。
花を生け味わうことでみせる表情を味わいたい。
コンセプトはいいので期待したのだがやはり道具は使われるべき姿で使われる想と場があり、
もてなしが見えてくるなとつくづく。
物としての美がやはり出過ぎると残念ながら見えてこない。ホスピタリティ&センス。
まっ、そこを見せるは実際に使わねばと残念。

出社し、デザインチェック、企画書チェックとドタドタドタ、思い通りに進まぬ、
最近雑務に追われ過ぎチョイまいった。
夜は タワ下にて はじめて行くが ここがなかなか
どこに店が、そしてまさにタワーお膝元 思いきり見上げながら。
エッという空間 呼吸している 正面に広がる 砂を積み上げた壁が、
実にいい具合に場をやさしく 品よく素朴に包む。趣きユニークな白から。
ドライでありながら こくもアリ。
はまぐり、大きな身はプリプリ。ほどよいオイルにからみつく 浜の味。いいスタート。
トリッパは野生味満点 ホルモン天国。香りがいいねえ 噛みしめるほどうまいねえ 味が出てくる出てくる。
トマト味が 合うねえ意外に。竹の子とチーズのリコット
熱々の中に とろける風味 豊かなチーズに 辛みが絡む 若竹の息吹き。
シャキシャキと音を鳴らしながら みずみずしさ絶好調。
わたりがにスープ。目にもチャーミング 食べれば 泳ぐ海の味。いいダシ出てるねえ。
東京タワーが大胆に、色味を変えたライティング、どことなく懐かしく。
タワ下自慢のハンバーグ。濃ーい濃厚なソース でも 食べ味わうほどに 味みせ。
肉もしっかり ホロホロ噛みしめるほどに 肉汁のうまみ、赤ワインBENZIGERが、こーく、こーく 交じり合う。
一歩一歩 確かめながら。焼きおにぎりステーキ丼 意外に合うね
この香ばしさにステーキの感触 混ざり合う味わいにミソがある。
締めの辛いカレー これまたいいねえ。キリッとくるよ、噛みしめるごとに かくれ味のかくれんぼ。
いいねえ 場も 味も サービスも チャーミングにセンスよく。
そして 窓辺のタワーが 何よりのサプライズ もう少しで さらに 桜の花のベールが包むのだと。
コヴェンティーナの新商品のデザインも ふつふつと見えてきた。

<今日のホスピタリティ vol.638>
以外なところに意外がアル まだまだ。


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味わいを楽しみながら。昨日、届いた吉岡さんに染めにていただいたシルクの布を撮影。
光の強さ、方向性で変わる表情、深度も濃度も変わる。向き合い方で景色も生まれる。
1枚の布が奏でる世界は無限に変幻。それにしても極美。
この一枚の布と光だけが写真という定着でいくらでも生まれ出すビジュアル。
自然と人との偉大なるコラボレーション。選ぶにも贅沢で悩ましく。あとは印刷でどこまで再現できるか。

夜は、ドクターAさんのご招待で期待のオーストリア料理カー ウント カーへ。センスのいい店構え。
気持ちがいい。オーストリア料理はイメージ0だった。
それが故に期待大。地下の個室がこれまた見事。心地いい間合い。奥に拡がるワインセラーは、官能の手招き。
部屋に掛けられた肖像画を克明に説明してくれるやたら詳しいU社長。意外な一面を。
オーストリア伝統料理の中でイマここでしか作れないスープ。コクがある。
霊芝のように。山河を流れる川から湧き出る泉がほうようなミネラル。影からのぞき見る動物たち。
この一杯でカラダデトックス。無垢である。うまい。スタートからやられた。
オーストリアのスパークリングワインにて乾杯。香りがスーっとカラダの中へ。キリッと豊かに時は始まる。
熟成ハムと生ハム。まずこの桜色の美味。目で味わう。一口噛みしめればやわらかくまろやかに、品がある。
この優しい食感はたまらない。噛みしるほどにうま味もあふれる。
桜鱒の低温マリネ。極旨。やわらかくまろやかに。美しく溶けていく。
エリティックに花咲く。ロマンの船出。何言ってんだか分からなくなるほどうまい。
ウィーン風コンソメスープ。風のスープである駆け抜けさわやかに、濃く深く。
カラダの芯へ向けて真っすぐに。余韻はただただ身を任せなびいていく。DNAのヒダ全開に。極旨。
今まで知らないこと自体いや、それにしてもこの独特なやわらかな食感やさしい。
そして無垢な味。シェフの腕前、センスにあらためて感。
エスターハージーローストブラーラン、これまた例えられない。究極のバージンロードだ。
一同、無口になりつつ、美食談義。人は恐ろしいほど欲深く、極をもとめていく。
そして教えられる。あらためて大事の数々の発見。又、Aさんの話しも面白い。
職は異なるが、結局前後はどうこうでもなく、いかに俯瞰で断片でなく、綴られている波動を見るかだ。
それにしてもいい場である。気分上々。二次会は、シェフ神田さんもご一緒にいつものBARへ。
トマトのカクテル、りんごのカクテル、ざくろのカクテル、パッションフルーツのカクテルと。
デザートのような官能カクテル隠し味の数々が、魔法をかける。皆、堪能。
100年アブサンも。しみじみ味わいながら五感はすでにスパークしている。自由に自在に走り出す。
知らないコトばかりが多いからこそおもしろい。それにしても驚きの本日。

<今日のホスピタリティ vol.637>
気づかい。好きの押し付けでなく。心地いい完璧。そこには、隙がものを言う。
このおしゃべりがたまらない。


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陰もあれば陽もあたる。
午前は トラブルバスターで、その要因をさぐりながら、
いい悪いではなく 何が問題なのか、その解決は どうすればいいのか。
午後は、夕方の入稿へ向け 最終クリエーション
編集のクリエーションであるが、全ての中味が揃わぬままなので、リズムを取るのが難しい。どっちへでも走れる。
色味も含め入稿し そこから全てが揃ってからまた眺めてみるかと。
夜は なか田にて 広告代理店のIさんと。いつも T.G.Vのいいところを いい方々に ご紹介していただいている。
まっすぐに、純粋な視点で、見つめ 活動されている 人柄はいつもながら、好感。
本日カウンター 大人数のお客様のため 初の個室。誰かの家に来ているような、ゆっくりと話をするにはいい
BUT、食&会話&サプライズといったところでは やはり 間合いのいいカウンターが好きである。
高麗人参と黒酢、このヨーグルトのような味わいに香る 人参味。気品をただよわせ思いきりカラダに良さそう、
いつもなスタート。若竹キャビアとからすみアボガド パルメザン巻きは、いい感じのツマミ。
シャキシャキッと 春の息吹きを キャビアが包み込む。からすみも上品に 力強く やんちゃに 話し出す。
ルイジャドーの シャブリ白 1978。かなりあめ色の古酒。このかれた大人の 淑女の手招きか。
より一層 キリッと 味を引き締めてくれる。うまいね。
手羽とふかひれすっぽんスープも カラダに極上の恵み、カラダの真ん中から暖めてくれる。
この絶妙な味わいは コトバにならない。ふな寿司のリゾットは、珍味。
ひとくせアリでも ジェントルマン。満寿泉に合わせてみたいところ。
業界のこれから、何をすべきかを 問答。やるべきことから、間をおかずにと。
トリュフもちは、香りとともに 広がるモチ味が まさに引き立つ。
どうも個室はやはり 話が中心になってしまう。まっ、たまには じっくり、ゆっくり 話すのもいいことか。

<今日のホスピタリティ vol.636>
正義。義を知らぬして 正はなし ということか。


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急遽リスケ。郊外にある 日本を代表する画家のお宅へ訪問。打ち水がされ 間のいい玄関へ。
通された室は 美しい庭に 目一杯 こぼれる太陽の光。木々の目ぶきは 見ている間にも 動を。
その間を山バトが散歩する。豊かな時である。
和紙を通し 広がる 光はやさしく カラダをつつみこむ。
呼吸する空間には 中国を エジプトを始めとした、美しき品々が、1つの目線として、鼓動を走らせる。
壺。その椿の葉が添えられた塗りの美しい器にのる水ようかんをいただきながら
くらしの豊かさ、日本という恵まれた、状況 そして この場のありがたさに 感。
秘書のSさんに いろいろとお話をお聞きしながら、作品を選んでいく。
最初に決めていた作品は、事情があり 別の作品選びへと
時は 穏やかに 過ぎていく。貴重な一時である。
午後のミーティングに間に合わず、ご迷惑をおかけする。
イカン こういうことでは、1つ1つを もっと大事にせねば 身をもって反省。
新たなコンテンツというより 過去の1975年に話題となり、眠っている膨大な原稿を どうするべきかを問答。
このことに どっぷりと はまる 数寄者を見つけねばと。
夕方、九州産業大学 網本教授が来社。リニューアルされた ホスピタリティデザイン空間を
教え子達に見せたいと 各界で活躍する皆さまを連れて 訪問される。
教え子と言っても もう既に、皆 大企業のトップやオピニオンとして
デザイン、設計と 多岐にわたり活動される大先輩。しばし、デザイン問答。
網本先生は アジアデザインを以前より、共に 探究し 活動する 同志。
そろそろ 定着したカタチを つくっていきたいと。

<今日のホスピタリティ vol.635>
先人の知恵に学ぶ。あらためて。


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放電の技。生命のほとばしりは、必然のカタチとなって走る。
杉本博司さんの最近の作品にもみられる放電が印画紙に描くライン。
目にみえぬものの定着、その存在は超自然、カタチはするどく有機である。
空にのびゆく技を眺めながら同様な動、血管のようでも、大地の川の流れのようにも、生きているねえ。

先日まで進めている一冊の本の入稿のミーティング。もう一歩、まとめきるか逆に隙をつくるか、なやましいところ。
どうもデザイナー視点に立つとまとめすぎる。しばし、間をおきながめることに。ゆっくり、いそいで。

夜は、孫にて、美学探究Sさんと。チョコッとチョコッとツマミがうまい。
くらげもうまく、歯ごたえコリコリ、からむ、絶妙な味わい。
いつもながらの孫さん笑顔。イカの卵巣のスープもいつもながらに熱くサワーに。
このつるっとした食感、味わいは何とも深い。
皿に盛られる景色は、上品。実にシンプル。Sさん共々、最近玉川堂にお願いしている数々の話で盛り上がる。
1枚の銅より何でも生み出せるから、たまらない。
生まれてくるというコトそのもの。それがゆえに手にしたものはそだてていくということ。
ホントそだて方1つで変わる。表情、存在、ただし、人生よりはるかに長く、50年、100年と育っていくから、
これまた、たまらなく。
Sさんの最近つくられた一品を拝見。
このモチーフをこうくるか、それにしても一瞬何かわからないというこのとまどいと、
圧倒的な存在感と迫力には驚きが走る。
もともとアメリカンなモチーフ、ザ・JAPAN、モダンな時空へと、手にとればその質感が語り出す。
なんともいえぬカラダの芯へ向かって一打ち、一打ちされた表情が語り出す。
それにしてもずしっとした重さ。この大きさにして宣徳色の色のせいかもっと軽やかな印象であるが、実にいい、
床におけば、さぞかしユニークなコトバを発するだろう。
本来、こういったつくり手とつかい手のわがままがあらたを生みだし、本来の楽をつくるのであろう。
そこにこそ人が欲する価値の入口があるのでは。
自身もこのあたりを見習いながらよりわがままな美を探求し、はき出さねばと。
いいものをみて、手にし、味わっていると時はこれまたあっという間にすぎていく。
この感をこのきっかけをコミュニケーションデザインの中によりチューニングせねばとあらためて。

<本日のホスピタリティ vol.634>
手にする。その肌ざわり、温度が、湿度が、深度を、景色をみせつける。
重さというものはミステリアスに存在に色づけをしていく。
目にみえる色味やカタチは、手でなぞるほどにカラダが反応していく。ここちよく、刺激的に、エロティックに。


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走る。時が、今年は、早い。もっともっと アレ・コレとやらねばならぬのだが、
根本からの作業に追われている。明日のプレへのミーティング。
これができると、また1つ、Japanプレゼンテーションになる。
日本の強みを魅せ、世界のニーズと合わせていく。
これからはグローバルに もっともっと 手を組まねば。
昼は、天気上々、春光のはじまり、味わいながら、近くの桃源郷にて 辛刃削そば。
辛い、カプサイシン効果。ラー油に絡む麺が、ぬめっと、もっちり、つるっと いい食感と味わい。
頭のてっぺんから 汗が吹き出す。気合い、リセット 元気づくりに いいランチ。
いよいよ大詰め エディトリアルの クリエーション。時間のないので を理由にしてはイカンが、
交渉、撮影、クリエーションデザイニングと 同時進行。
つくっては、見直しては つくる、ロングミーティング。
どこから どうしたら、“売る”という行為に変わっていくのか。価値というものをどこに見出すのか。
ホント、ホンネは何か まずは コミュニケーションの前の下地準備
どこからが、もっとも合理か、問答はつづく。

<今日のホスピタリティ vol.633>
時に流されず、飲まれず、流れのままに身をまかせ 不加不減ができればと。


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春の走音か。あちこちで、木々もふっくらと よく見れば 芽がふくらみ出す。
光も やわらかく 暖を運び、色味に 明るさと 動をふきこむ。
風にのって運ばれる香りにも 青々と苦みが。 華やかな優しさが 一層 空気にリズムを生む。
清々しい。社の窓を開け 風を招き クリエーション。
先日、京都の和久傳より送られてきた 桑兪を読みながら。手にとり、文字と その間合いと対座。
ゆっくりと 読む。大きな文字と間を持ったデザインは 実に読みやすく ここちいい。
間に顔見せをする絵も ホッとする。作家をはじめ 書家、企業家、 匠と、書き手もさまざま。
イマという時の中で、のヒントが 詰まっている。
杉本秀太郎氏の印籠は 祇園祭の大事が1つ1つ垣間見える。やはり 行事とは何か、その確認。
人との繋がり、知恵の伝承が短い言葉の中に 込められている。
書家 石川力楊氏の筆画と 触覚では 「書とは」について「文字の点画は 触覚からできている。」
そこなのであろう。どう書くかということでなく。
触覚こそ、まさに 象徴化され記号となった文字か 及び 息吹きを上げる 感触なのであろう。
分子生物学者福岡仲一氏 世界を解くキーワード
それは「動物平衡」では 生態系のバランスを変えることにより、生まれる、反応。
合理ということに 勘違いが入って、コトが始まると とんでもない結末が始まる。
元に戻す 作用をこえて。合理に沿って 必然を、やはり エゴで、見失わぬように 自らもと。
ほどよい 1冊、こころよい時である。実は 吉岡幸雄さんが 染める特別版もあり、
先日 吉岡さんに頂き、また その手から味わえる風合い、目からカラダに感じる色味。
豊かな時をさらに 奥深く 安らぎの旅へと誘ってくれる。

<今日のホスピタリティ vol.632>
和紙に染める。草木染めの色味は 単に自然を定着することではなく
あらたな命を宿らせ 呼吸する。時と共に 過ごすほどに
景色を より一層風情へと導いてくれる。チョットした努力の 最良の贅沢だ。


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Keep Blue。本日多摩川にて。ただし今日も山荘問題発生につき、紬へ。
清々しく微笑む太陽。まぶしい光の中、いつもよりなぜか車の流れも多き本日。
トラブルチェック。ミーティング。そしてカムバックと。
滞在時間30分。空気はもう春の香り。微かに運ぶ息吹き。味わいは命の苦みが。

先日よりのクリエーション。やはり一冊の本作りは奥深い。
まとめると固まり。隙を作ると動き出し事情も重なれば、また別の道もとどこでFIXするか。
まだまだ未定な場もあり変幻。間を見てLIHE=WORKS=PROJECT クリストとジャンヌ=クロード。を見に。
先日、オープニングにクリスト本人も来日。スケジュール合わずに行けず残念。
まっ、ゆっくりと見てみるとする。といっても混んでいる。若い世代が多い。
クリストの作品はプロセスから。そのエネルギーがすさまじい。
実際、実現する作品は、ほんの何日かで消えてしまう。その場に身を置いたものにしか味わえない感。
実現もしくはしなかったプロジェクトのスタートにあたる、ドローイングの数々。
資料館のように展示されている。フラットな流れが余計に。
間が展示にもう少し欲しいのか演出なのか、先日のボイス同様。
1つのプロジェクトとして空間全体をプレゼンテーションの場としているとメッセージの数々が浮かび上がり
迫ってくるが そうでないと距離が生まれてしまう。
クリストと同じ誕生日、ジャンヌ=クロード、アーティストとして、パートナーとして、数々のプロジェクト実現は、
このペアでなければ、相当不可能であったのでは。
行為をアートにするまでポンヌフのプロジェクトでは実に賛否の嵐の中、
そして、政治、社会という中でのアートの立ち位置。
多くの人が巻き込まれていくパワー。隠されていくことによる想像、そして賛否の問答。
わかりやすくわからなくすることで生まれる行為。新たなアートのスタートだった。
クリストは、まさに人生そのものがアート。魂をなすり付けられたビジョンのドローイングは実に心地いい。
一点、実物もあるが眺めるほどにほとばしる情熱とセンスにいつも励まされる。何事も諦めたらそこで終わり。
何処まで自身の興味を現実へ向けて対局し融合し連鎖させていくかだ。
かなりロングなビデオが上映されている。プロジェクトのドキュメント。
生きる。そこに見える美の道。アートへの変換。今、の大事が詰まっている。参考になることの玉手箱。
クリストのプロジェクトのプロセスを見ればイマのコトの数々に言い訳なんて1つも出来なくなるはず。VTR必見。
及び2つのプロジェクトの実現へ向けてクリストはスタートする。
ジャンヌ=クロードという最愛で最良のパートナーが、天空で見守る中、
ぜひともその実現の場には身を以て、参加したい。
以前、アンブレラプロジェクト、カリフォルニアと日本と同時開催、どちらの場にも身を置いた。
その際にあらためてクリストの行為が、大地に向けたメッセージを呼び起こすのだと痛感した。
今でも鮮烈にカラダを走る。見えないことを1つの行為で探究させてくれる。地球の街の中で、イマの立ち位置を。

再び、帰社し、クリエーション。不可能は誰が決めることでもなく結局、自身の決めることなのだとつくづく。

<本日のホスピタリティ vol.631>
原点、やりたいこと、それが難解なほど、パワーがみなぎるのだ。


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冬空が続く。以前お世話になった広告代理店より、久々に講演依頼。
ホスピタリティデザインについて、イマ大事で話したいコトなので、快く。
それだけでなくそこから皆でどう、何を始められるのかをきっかけになるようにと。
先日パッケージについての講演も好評とのことでまた第2弾をと講演依頼続き。
今度は話すだけでなく聞く、そして答えるといったキャッチボールのことにしてみるかと要するに問答。

昼からはパテントビジネスミーティング。今、サービス業における必然。
新たなコミュニケーションサービスモデルとして近々発表予定。
築地、このあたりは、魚のうまい店が多々。まかない処どん。
もう、店というより仕事場といった魚店プンプンなところにてねぎとろ丼。
しっかりねぎとったトロはうまい。素朴であるが鮮度抜群。
香りもバッチリ。とろける口の中で。ご飯とのバランスもgood。いい店。
他の丼も食べてみたい。粋のいい主人も好感。

夕方は、ついに第一弾入稿。チョット楽しみな一冊。主張せず主張する。
皆が手にできる気軽さと大事をカジュアルに。

夜はイタリアン。予約したところを間違え新しい出会いの店。ピッコログランデ。
キュレーターYさんとMOMAへのコレクション話。これからのあれこれをディスカッション。
ボリュームの多い、おすすめのサラダ。シャキシャキと野菜の中にチーズがいい風味。
ほどよいオリーブオイルうまいよ。気さくで気楽でワイワイと。
食欲そそる生ハム。美。しっかりと力強く見た目以上にワイルドに。スカンビオもビッグ、炊き加減上々。
アスパラのホワイトソースパスタも春の予感。清々しい奥行きに包まれて。会話はとまらずアート談義。
そして、なぜか共有の友や仕事仲間がつながる縁。
そういえばこの店の壁にもイ・ビョンフォンの写真にサイン。何度か訪れている。
偶然が生み出す、見えぬ糸は、必然をつなぐ 陰と陽も。
次のコトに向けベクトルを共に。

<本日のホスピタリティ vol.630>
間違えが、また1つの出会いと発見へ。


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